乙4の保安距離・保有空地 一覧と覚え方
保安距離と保有空地は、法令の「位置・構造・設備の基準」でよく出るテーマです。「どの施設に必要か」と「何メートルか」の2つを押さえれば得点しやすくなります。
保安距離と保有空地の違い
| 保安距離 | 保有空地 | |
|---|---|---|
| 目的 | 火災や爆発のとき、周りの住宅・学校などへの影響を防ぐ | 消防活動や延焼防止のため、施設の周囲に何も置かない空地を確保する |
| 測る相手 | 製造所等の外壁などから、住居(同一敷地内を除く)・学校・文化財などの保安対象物まで | 施設(建築物や工作物)の周囲 |
保安距離 一覧
| 対象(保安対象物) | 距離 |
|---|---|
| 一般の住居(同一敷地内のものを除く) | 10m以上 |
| 高圧ガス・液化石油ガスの施設 | 20m以上 |
| 学校・病院・劇場など多数の人を収容する施設 | 30m以上 |
| 重要文化財・国宝などの建造物 | 50m以上 |
| 特別高圧架空電線(7,000V超〜35,000V以下) | 水平距離3m以上 |
| 特別高圧架空電線(35,000V超) | 水平距離5m以上 |
覚え方
「住居10・ガス20・学校30・文化財50」と10m刻みで覚えましょう。人が多く集まる施設や、失うと取り返しがつかない文化財ほど距離が長くなります。電線だけは3mと5mの「水平距離」です。
「住居10・ガス20・学校30・文化財50」と10m刻みで覚えましょう。人が多く集まる施設や、失うと取り返しがつかない文化財ほど距離が長くなります。電線だけは3mと5mの「水平距離」です。
保安距離・保有空地が必要な施設
| 製造所等 | 保安距離 | 保有空地 |
|---|---|---|
| 製造所 | 必要 | 必要 |
| 屋内貯蔵所 | 必要 | 必要 |
| 屋外タンク貯蔵所 | 必要 | 必要 |
| 屋外貯蔵所 | 必要 | 必要 |
| 一般取扱所 | 必要 | 必要 |
| 簡易タンク貯蔵所(屋外に設けるもの) | 不要 | 必要 |
| 移送取扱所(地上に設置するもの) | 不要 | 必要 |
| 屋内タンク貯蔵所・地下タンク貯蔵所・移動タンク貯蔵所 | 不要 | 不要 |
| 給油取扱所・販売取扱所 | 不要 | 不要 |
覚え方
保安距離が必要なのは「製造所・屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所・屋外貯蔵所・一般取扱所」の5つ。保有空地はこの5つに「屋外の簡易タンク貯蔵所」と「地上に設置する移送取扱所」が加わる、と覚えると整理できます。タンクが建物の中や地下にあるもの、移動するもの、給油・販売の取扱所はどちらも不要です。
保安距離が必要なのは「製造所・屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所・屋外貯蔵所・一般取扱所」の5つ。保有空地はこの5つに「屋外の簡易タンク貯蔵所」と「地上に設置する移送取扱所」が加わる、と覚えると整理できます。タンクが建物の中や地下にあるもの、移動するもの、給油・販売の取扱所はどちらも不要です。
保有空地の幅(製造所の例)
| 指定数量の倍数 | 空地の幅 |
|---|---|
| 10以下 | 3m以上 |
| 10を超える | 5m以上 |
保有空地の幅は、施設の種類と貯蔵・取扱う量(指定数量の倍数)で決まります。屋外に設ける簡易タンク貯蔵所は、タンクの周囲に1m以上の空地が必要です。